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耳切り坊主
ホントは怖い子守唄!?
皆さんは耳切り坊主という話をしっていますか?
おばぁに子守歌として聞かされていた人もいるのではないでしょうか?
唄 大村御殿の 角なかい 耳切坊主が 立っちょんど。
幾体、いくたい 立っちょが~ヤ 三体、四体立っちょんど
泣いちょる 童 耳ぐすぐす ヘイヨ~ヘイヨ~ 泣くなよ
村長の居る屋敷、大村御殿の角々に、耳切り坊主の幽霊がいくつ立っているのでしょう? 三人も四人も立っているよ。
泣く子の耳は、グス、グスッと音を立てて切られるよ。ハイヨ、ハイヨ 泣くなよ。
という内容は恐怖を感じ、泣く子供をあやす為なんですけども、この耳切り坊主の元の話があります。
耳切り坊主の話
この坊主さんは、優秀な坊主なのですが、女遊びが激しくよく寺に女を呼んでいました。
農民たちはこれを問題視し、このときの王様の元にもこの話が届き、
「こんなしたたかな男を生かしておくわけにゆかない」
この坊主に対抗できるのは、王子しかいない!
王様は王子を呼び、坊主と碁をし命を賭けて勝負せよと命じました。
勝負することになった王子と坊主。
長い勝負の末についに坊主が負けて、王子が、
「そちらの命を取ろうとは思わぬ。その代わり、耳を一つ貰おう」
そういい、坊主は耳を切られました。
その後坊主は、切られた耳の傷口のほうから破傷風にかかって死んでしまいました。
それからは、幽霊になって耳を切ることとなりました。なぜか女の子の耳は興味がなく、男の子の耳だけを狙い
男の赤ん坊が生まれたら、子を守るためにこの歌を歌ったことから『耳切り坊主』という歌ができました。
実は実話!
でもこの話、18世紀に本当に沖縄で起きた出来事なんだそうですよ。
ですから、男の子のみんなも泣いてばかりでいると、坊主に耳を切られるかも、、、、、しれませんよ。
ほら、あの角側に立っていませんか?
耳のない坊主が
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