波上宮 節分祭
この祭事では巳年生まれの年男・年女の方々が、裃(かみしも)、小忌衣(いみごろも)姿での豆撒き、特別奉仕稚児(男児・女児)とナンミン獅子(獅子舞)による、無病息災・厄除けの天地四方祓(てんちしほうばらい)の神事も執り行われました。
節分とは
節分は立春(春の初め)の前日にあたり、旧暦では正月の元旦から七日までの間にあたります。
冬ごもりの暗い気分を一掃して、その上で晴れやかな春を迎えようとの願いが込められています。
お祓い
拝殿内で祝詞や、東西南北の厄を祓うために天地四方祓(てんちしほうばらい)の神事が行なわれておりました。
ナンミン獅子
波上宮での節分祭はナンミン獅子(獅子舞)が出てきて、獅子舞を触ると厄除けになると伝えられており、たくさんの方々がこの獅子舞を触っていました。
豆撒き
メインイベントとも言える豆撒きですが、これは撒かれる豆の袋などに「あたり」が稀に入っており、「あたり」が出ると縁起物やお酒、お米などが貰えます。この福物撒きを楽しみにして、福物撒きを得るためにカゴや大きな袋などを広げている方もいました。
節分祭終了
宮司の終わりの挨拶で波上宮 節分祭は締めくくられました。節分祭終了後、年男・年女の記念撮影や、今年は鏡餅に使われたお餅を使って来場した方々にお汁粉が振舞われました。
沖縄では節分という行事に馴染みは無いかもしれませんが、波上宮ではこのように楽しく節分を迎えていました。この記事を読んで、もし興味を持たれましたら来年参加してみては如何でしょうか。