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最年少アカデミー賞ノミネート女優が来た!
「ハッシュパピー バスタブ島の少女」 舞台挨拶
こちらのページでは、第5回沖縄国際映画祭 の中で行われた、映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」の舞台挨拶の様子をご紹介!
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ハッシュパピー バスタブ島の少女
あらすじ
世界の果て“バスタブ島”に父親と二人で暮らす6歳の少女、ハッシュパピー。ある夜、嵐は少女の前からすべてをさらっていった。大好きな場所、大好きな音、大好きな人たちまでも・・・。嵐が去った後、父親は少女に言った「強くなれ。」そして少女は世界を守るため、勇気と生きる術を身につけていく。
作品解説
若干29歳の新人監督・ベン・ザイトリンと4000人の中から選ばれた無名の少女が織り成す奇跡と感動の物語。6歳の少女ハッシュパピーの目線を通して描かれる創造豊かでファンタジック、それと同時に厳しい現実をも描き出したオリジナリティあふれる本作に観客はすぐさま熱狂、サンダンス映画祭において最高賞であるグランプリと撮影賞に選出された。そして同年のカンヌ映画祭でも、カメラドール(新人賞)など4冠に輝く偉業を達成。更に本年度アカデミー作品賞を初め4部門に見事ノミネート。主演女優賞においては史上最年少の9歳でのノミネートとなった。
アメリカ/2012/93分
監督:ベン・ザイトリン
出演:クヮヴェンジャネ・ウォレス、ドワイト・ヘンリー
2013年3月28日(木曜日)に沖縄で舞台挨拶がありました。
2013年3月28日、沖縄国際映画祭のひとつの目玉イベントとして、つい先日アカデミー賞主演女優賞に史上最年少でノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスさんの舞台挨拶と、ノミネート作品である『ハッシュパピー バスタブ島の少女』の上映会が開催されました。
以下ではその模様を、表情豊かなクヮヴェンジャネ・ウォレスさんの写真を交えてお送りします。
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舞台挨拶の模様
上映会に先立ち、インタビュアー小林真樹子さんの進行で、ウォレスさんの「はいさい」から舞台挨拶が始まりました。
(ウォレスさん)はいさい!(会場笑い)
(小林さん)本日はようこそ沖縄へ!日本でいろいろな美味しいものを食べたかと思いますが、いかがですか?
(ウォレスさん)はい、いろいろと食べさせてもらいましたが、わさびが特にお気に入りです。
(小林さん)沖縄の印象は?
(ウォレスさん)沖縄はもちろんアメリカとは違うんですが、とても美しくて気に入りました。
(小林さん)昨日は芦田愛菜ちゃんと会ったそうですが、印象はどうですか?
(ウォレスさん)すごく優しくて、友達になりたいと思いましたが、私よりひとつ(年齢が)下ですね(お姉さん風な表情)。
(小林さん)まだ小学四年生ということですが、日本に初めて来るということで、何か約束したそうですね。
(ウォレスさん)毎日1時間は宿題をやるってお母さんと約束しました。
(小林さん)アカデミー賞主演女優賞に最年少でノミネートされましたが、会場で自分の名前を聞いたときはどんな気持ちでしたか?
(ウォレスさん)緊張はあまりしませんでした。名前呼ばれた時も「あら呼ばれたわね」という感じでした。
(小林さん)監督も会場に一緒にいらっしゃったと思いますが、監督はどんな印象をお持ちですか?
(ウォレスさん)監督は私のお兄ちゃんのような存在で、とても大好きで、たまにイラッと来ちゃうんです(会場笑い)。
(小林さん)監督のことはなんて呼んでいるんですか?
(ウォレスさん)撮影中はとても仲良くさせてもらっていたので、「ビッグバディ」と呼んでいました。監督は私のことを「リトルバディ」と呼ぶんです。でも今はすごく背が伸びたので逆転しました。監督が「リトルバディ」で私が「ビッグバディ」です(会場拍手)。
(小林さん)撮影時は6歳ということで、監督からはどんな指示がありましたか?
(ウォレスさん)細かく指示してくれて、いまはどんなシーンでどんな演技をしてとお話をしてくれるようだったので、とてもやりやすかったです。
(小林さん)撮影はハードじゃなかったですか?とてもに大変そうに見えたのですが。
(ウォレスさん)そんな疲れたりとかまったくありませんでした。楽しかったですね。
(小林さん)さすがですねー。天才というか。
(ウォレスさん)自分では天才とは思わないけど、まあそう言うなら。(会場拍手と笑い)。
(小林さん)今回はこれから上映される映画で演技で私たちを感動させてくれるんですが、演技の他になにか好きなことがありますか?
(ウォレスさん)歌ったり踊ったりが好きです。まあ趣味程度ですけど。
(小林さん)そういえばビヨンセの歌を歌っていましたね。彼女がこの映画を観て、本当に美しくパーフェクトだというコメントをされていますね。オバマ大統領も素晴らしい演技だと絶賛しているんですね。そういったスーパースターたちに認められるのはどう思いますか?
(ウォレスさん)もうとてもビックリですね。自分が特別な存在になった気がしてとてもショッキングです。
(小林さん)こういうスターになると、周りのお友達とは関係はどうですか?
(ウォレスさん)友だちとの付き合いは変わりなくお付き合いさせてもらっています。
(小林さん)これからも女優を続けていきたいですか?
(ウォレスさん)将来の夢で「歯科医になりたい」というのもあるんですけど、女優も続けていきたいととても強く思っています(会場拍手)。
(小林さん)これから会場の皆さんに映画を観て頂くんですけど、ご自身で最初に完成した映画を観たときはどうでしたか?
(ウォレスさん)最初に映画を観たのはサンダンス映画祭でしたが、その時は7分間スタンディングオベーションが続きました。
(小林さん)その景色を観たときは?
(ウォレスさん)とってもエキサイティングでした。誰かに持ち上げられて、すごく興奮しました。
(小林さん)それでは最後にひとことお願いします。
(ウォレスさん)皆さん今日はお越しくださいまして本当にありがとうございます。どうぞ楽しんでください。
舞台挨拶 完
※全国公開は4月20日予定ですが、3月29日現在、沖縄での上映予定は見つかっていません(ごーやーどっとネット調べ)。(→「ハッシュパピー バスタブ島の少女」公式サイト)
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