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福島の種が沖縄で大輪、絆強める花 ヒマワリ畑迷路
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2018-03-12 07:39:00
福島県産の種をまいて育てた「ヒマワリ畑の迷路」が11日、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園北口こども広場で始まった。東日本大震災の犠牲者に黙とうした親子らが、ゴールを目指した。
迷路は2015年に始まった。16年からは震災を記憶にとどめ、被災地との絆を強めようと福島県産の種を使用。17年12月に約700平方メートルへまいた種が育った後、虫に食われるなど生育の悪い場所を選んで刈り取って迷路を作った。
同市立西崎小2年の與座菜々子さんは「テントウムシも見つけたし迷路も楽しかった」と笑顔。父親で会社員の達也さん(44)は「あまりにも多くの命が失われ、震災が現実のこととは思えなかった。生活する西崎地区は海抜も低いので津波対策も考えたい」と話す。
ヒマワリ約7千本は高さ2〜3メートルに成長したが、開花はまだ少なめ。主催の県平和祈念財団によると、イベント期間はヒマワリの生育状況によるが5月6日まで。利用時間は午前8時半〜午後5時半、入場無料。
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