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迷子になり怖かった? 「うーっ」とうなり続ける大型カメ 沖縄の住宅街で保護
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2017-10-12 16:45:00
沖縄県嘉手納町水釜の住宅地で10日夕、大型のカメが歩いているとの110番通報があり、駆け付けた嘉手納署員らが4人がかりで午後6時ごろ保護した。付近の住民やパトカーで情報を呼び掛けたが、1日たっても持ち主が現れず、同署は11日午後、報道陣への公開に踏み切った。同日夜、付近に住む60代男性が名乗り出て、カメを引き取った。旅行中だったという。
甲羅の長さ約70センチ、幅約50センチ、高さは35センチほど。ペットショップへの聞き取りから「ケヅメリクガメ」とみられる。性別や年齢は不詳だ。
通報を受けて現場に駆け付けた地域課の宮國千加志巡査(23)によると、発見時は小道にいて任意同行を求めたが、土に爪を立てて踏ん張って抵抗。消防署員とともに4人がかりでパトカーの後部座席に載せた。署へ向かう車内では「うーっ」と低い声で、うなり続けたため怖さを感じたという。
拾得物の扱いとなり署敷地内の金網の中で一夜を過ごしたカメ。雑食だということを本で調べた署員がバナナを与えようとしたが、怒りが収まらないのか何も口にしなかった。
同署は10日ほど前には読谷村内でヤギを保護したばかり。このときは複数が名乗り出て、所有者が特定されるまで同署で3泊した。草を刈ってエサをあげるのも大変だったという。
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