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高校野球は、炎天下の中伝統のある甲子園で試合をしますので、高校球児の憧れの舞台となっています。
高校野球では、その年によって色々なヒーローが誕生したり、素晴らしい試合が行われたりします。

以前の話では、元祖怪物の松坂大輔が活躍したことがありました。
松坂大輔の同期の選手は松坂世代と呼ばれ、プロ野球でも大活躍しています。
その他では、ハンカチ王子が話題になったこともありました。
ハンカチ王子のライバルとして、現在はメジャーリーグで活躍している田中将大投手の姿もありました。

このように色々な話題の選手が現れるのが高校野球の甲子園の舞台なのですが、 2014年に話題になっている選手が琉球ライアンの愛称がある沖縄尚学高校の山城大智投手です。

何故琉球ライアンと呼ばれているかと言いますと、ライアンの説明から行う必要があります。
ライアンとはメジャーリーグで大活躍をした、ノーラン・ライアン投手のことです。
ノーラン・ライアンは、一番野球のレベルが高いと言われているメジャーリーグにて、324勝している大投手です。

類まれなる成績の1つが、通算成績の5714奪三振という記録です。
この記録は凄まじく、メジャーリーグのトップの成績となっています。

ノーラン・ライアンの最大の特徴が、左足を高く上げる独特のフォームです。
体を大きく使う投球フォームですので、とても威力のあるストレートを投げるのが特徴です。
沖縄尚学高校の山城大智投手も、琉球ライアンと呼ばれているのは、その左足を高く上げる独特の投球フォームがあるからです。


ノーラン・ライアン

同じような投球フォームの野球選手に、ヤクルトスワローズで活躍している小川泰弘投手がいます。
小川泰弘投手も比較的小柄ながら、ノーラン・ライアンを彷彿とされる投球フォームで、和製ライアンという愛称で呼ばれています。

小川泰弘投手

甲子園で大活躍している琉球ライアンの山城大智投手ですが、この山城大智選手が琉球ライアンから和製ライアンと呼ばれる日が来るかもしれません。