台風6号が沖縄地方に最接近した16日、伊江村で突風による被害が確認されていた件で、沖縄気象台は18日、突風が竜巻によるものだったと推定されると発表した。風速は最大約70メートルあったとみている。
気象台は17日に気象庁機動調査班7人を村へ派遣。住民への聞き取り調査や現地での被害確認などを基に結論付けた。
竜巻は、木造住宅が倒壊する可能性があるほどの強さで、突風の強さを示す日本版改良藤田スケールのうち上から3番目の「JEF3」に当たる。
【関連記事】アルミサッシも曲げる強さ 突風で空港の窓ガラス粉々(6月17日)