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「世界津波の日」高校生サミット開幕 26カ国約260人、防災や復興話し合う
地域・社会
2017-11-08 05:20:00
11月5日の「世界津波の日」をきっかけに世界の若い世代が津波の脅威と対策を学ぶ「『世界津波の日』2017高校生島サミットin沖縄」の開会式が7日、宜野湾市のコンベンションセンターで行われた。サミットは8日まで。
沖縄・日本を含めた世界の島しょ国26カ国の約260人の高校生がそれぞれの地域の防災や地震津波の脅威を共有し、防災や減災、復興について話し合う。
主催者の翁長雄志知事は「琉球王国時代の『万国津梁(しんりょう)』のように、みなさんが世界の懸け橋となり、それぞれの地域で防災リーダーとして『ゆいまーる』の心、助け合いの心を持って活躍されることを期待している」とあいさつした。
「世界津波の日」の提唱者である自民党の二階俊博幹事長は「あなたたち『若き防災大使』の活躍への期待は大きい。防災・減災を学び発信してほしい」と激励した。
宜野湾市の佐喜真淳市長や江崎鉄磨沖縄担当相も登壇し、生徒らを歓迎した。
「世界津波の日」は2015年に津波の脅威と対策への国際的な意識向上を目的に提案され、国連総会で採択された共通国際デー。高校生サミットは昨年の高知県黒潮町に続き、今回が2回目。
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