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沖縄コンベンションセンターを主会場に、3月23日から開催されていた第五回沖縄国際映画祭が8日間の日程を終え閉幕した。最終日となった30日のクロージングセレモニーでは、映画祭のメインプログラムである「Laugh & Peace」部門を含むコンペティション4部門の授賞式が行われた。部門の1つである地域発信型プロジェクト「JIMOT CM COMPETITION」の全国都道府県グランプリは、大分県の持山 弘太さん、沖縄県41市町村グランプリは、糸満市の長田 唯亜さんがそれぞれ受賞した。
映画祭のメインプログラムである『Laugh & Peace』2部門で上映された20作品の中から、事前に日本全国から選ばれたファン審査員と当日劇場にて行う観客の投票によって決定する「海人賞(うみんちゅしょう)グランプリ」がそれぞれの部門から1作品ずつ発表された。
Laugh部門は、ジャッキー・チェン監督の「ライジング・ドラゴン」(中国・香港)、Peace部門は、フー・ティエンユー監督の「デビーの幸せな毎日」(台湾)がそれぞれ受賞した。さらに、審査員特別賞に相当する「ゴールデンシーサー賞(金石獅子賞)」は、インドの「バルフィ!」が受賞した。
各賞の授賞式が行われたクロージングセレモニーの後、ビーチステージでは吉本興業のお笑いタレントが多数詰め掛け 、映画祭の締めくくりとなるオールエンディングが盛大に行われた。
最後は盛大に花火が打ち上げられ、8日間に渡って開催された第五回沖縄国際映画祭は幕を閉じた。今回の観客動員数は、累計42万2千人を記録。初日に行われたレッドカーペットには5万3千人が来場し、歩行したゲスト及び関係者は550人といずれも過去最高の数字となった。
第六回沖縄国際映画祭の日程も既に決定しており、2014年3月23日(日)から30日(日)まで、今回同様、宜野湾市・沖縄コンベンションセンターを主会場に8日間の日程で開催される予定になっている。